カテゴリ: 自然 地域: 篠山市街地 記録者: きしやん (登録日: 2016/11/21 更新日: 2019/07/04)
冬木立、新緑、夏木立と続いた木々の衣替えのサイクルもここにきて紅葉のフィナーレを迎えたようです。ラクウショウ(落羽松)の紅葉。モミジのように真っ赤にはならないけれど、匂い立つようなオレンジのグラデーションが素晴らしいですね。別名は沼松とも呼ばれ、メタセコイヤ(水松)と並び新生代から発見された化石からほとんど進化してないそうです。ちなみにラクウショウとメタセコイアは、ぱっと見じゃ区別がつきませんが、ラクウショウは枝の左右に葉が互い違いに生える「互生:ごせい」で、左右に並んで生える「対生:たいせい」がメタセコイアです。つまりこちらはちょっと変則感?がありますがラクウショウです。ネットで調べると名前とは違ってスギの仲間ですが、その葉がもう繊細そのもの。文字面では羽根のように葉を落とす松ということになりますね。ところが名前は松でも分類はスギなんですよね。・・・て、スギの仲間だったら普通なら紅葉なんかしないでしょ?また、ガメラを連想させるその実もマツボックリ感があり、ちょっと触れると砕けてバラバラになってしまいました。上手く拾ってきたら(高難度の)パズルとして遊べますかねぇ。。。
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