カテゴリ: 自然 地域: 篠山市街地 記録者: きしやん (登録日: 2016/12/01 更新日: 2019/07/04)
2週間ほど前に通りかかったときは蕾を固く閉ざしてたと思ってたら、一気に真っ赤な花をつけていました。イチョウも散ってしまった冬枯れに彩りを添えるサザンカは、よくぞ咲いてくれましたと感謝したい気分にさせられます。サザンカは日本原産の花木で、一見して分かるようにツバキの仲間です。野生種は四国、九州の太平洋側から西南諸島に分布する白色で、これは品種改良された園芸種ということになります。まあ〜当然ですよね。日本原産と言うことからサザンカの種小名はsasanquaで、そのまんま。なお、英名もsasanquaで世界共通語ということでしょうね。よく似たものにツバキがありますが、サザンカは花びらがはらはらと一枚ずつ落ちるのにツバキは花ごとポロリと落ちるので武士はこれを斬首刑を連想するのか忌み嫌い、もっぱらサザンカ派だったそうです。まあ〜ウナギの蒲焼きが関東は切腹を連想して縁起が悪いので腹開きしないのと同じなんでしょうね。ちなみに関西人としては背中から斬られるほうが不意打ちみたいで、カッコ悪いと思うんですがねえ。季節と季節の間には長雨があるようです。春と夏の間は梅雨。夏と秋の間にあるのが秋雨。冬と春の間の長雨は菜種梅雨。ではまさに今頃の長雨はというとずばり「サザンカ梅雨」なんです。あと1週間後は大雪(たいせつ:二十四節気)でスキー場がオープンしたり熊が冬眠する頃。もうスタッドレスタイヤに履き替えました???
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