カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2016/10/31 更新日: 2019/07/04)
ようやく気温が下がってきたせいかイチョウが黄金色になってきました。これとモミジはまさに晩秋の風物詩ですね。漢字で書くと「銀杏」なんですが、どうしてこんな漢字になるんでしょうか?そもそもこの色は金色なのに”銀”というのが、どうもしっくりこない。葉が紅くなるのが紅葉(こうよう)、銀杏のように黄色くなるのは黄葉(こうよう)とも(おうよう)とも呼びますが、一般的には(こうよう)と一括りにされます。・・・が、これを知ったのはつい最近のこと。親戚の結婚式の招待状に「黄葉の候」という文言があり、なんじゃこりゃ?となったわけなんですよね。日本には銀杏を植えたお寺が多くありますが、何故だかご存じですか?それは銀杏が多くの水分を含んでいるため火災から守ってくれる防火壁のような役目があるからだそうです。木造建築には死活問題ですからね。ちなみに東本願寺の境内にも西本願寺にも大きな銀杏の木があります。昔、本願寺に火災が起きた際には、この銀杏から水が噴き出して類焼を止めたという伝説もあるそうで、京都市の天然記念物に指定されているとか。また、イチョウを音読みすると「ぎんなん」で食用だけでなく漢方薬としても利用されてきました。さて、「ぎんなん」というと、僕的には茶碗蒸し。子どもの頃に茶碗蒸しにぎんなんが入ってないと、ちょっぴりどころか大いにがっかりしたものでした。そのうちスーパーにも並ぶんでしょうが、いつも「なんでこれっぽっちでこんな値段なんだ!」と毎年のように手が引っ込んでしまいます。。。
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