地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2016/12/05 更新日: 2019/07/04)
いつもならあと1カ月後くらいにと思ってたんですが、遠目にもモミジの紅葉が確認できたので今年はちょっと趣向を変えて撮ってみました。およそ紫陽花が咲いたなら今の季節だと枯れ紫陽花になりそうなものですが、生育場所や地形などの乾燥状態などによって全てがドライフラワーのようになるわけではなさそうです。梅雨の蒸し蒸ししたときに青色やピンク、紫色の元気な花を咲かせる紫陽花も良いけれど、これはこれでまた「侘び寂び(わびさび)」感があるかと。花は散り際が美しい・・・云々という人もいるけど、あれはほぼ桜のこと。僕的には桜の花は3〜5部咲きくらいが生命力があってグッドですね。満開になったときはもう既に数%ほどの花は花びらの鮮度が落ちてるから。それじゃなんで枯れた紫陽花なんて撮るんだとツッコミがきそうですが、カメラマンには不思議と「枯れものフェチ」がいるんですよね。実は私も・・・ 普通に見ると枯れた葉もファインダーを通して見ると、その存在感に圧倒されてしまいます。 紅葉の最終ステージとコラボしたセピア色の紫陽花はまさに千両役者。帰り際に『花のときじゃ無かったのに見てくれてありがとう』なんてちょっと頭を下げてお礼を言われているような気持ちになりましたっけ。細やかなレース編みまであと一歩。。。
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