カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/11/18 更新日: 2019/07/04)
今年の夏があまりに猛暑だったせいか、どうも秋らしくない日々が続いてますね。例年より1週間余りも遅くドウダンツツジが紅葉を迎えています。漢字で書けば「灯台躑躅」。ぜぇーーーたいに覚えられそうにない綴りかと。字面だと「あぁ・・灯台なんですね」となりますが、この灯台は海を照らす灯台ではなくて、時代劇に出てくる“結び灯台”のことだそうです。ほら!3本の棒を紐で結び、その上に油皿を置いて火を灯すアレのことですよ。ここでは枝分かれする形が結び灯台に似てることが由来だとか。春先にスズランに似た可愛い花はわりと注目されるのですが、この時期じゃモミジやイチョウの紅葉と比べて地味なせいかスルーしっぱなし・・・まあ〜殆どが庭木や生け垣に使われているせいか背丈が低いのもあるんでしょうね。秋が深まる毎に、また天気や時間帯によっても微妙に色彩が変わってくるのもドウダンツツジの妙味でしょうか。同じ木の葉でも順光、逆光、斜光でグラデーションどころか色彩も違う!!ちなみに「満天星躑躅」と書いても、読み方は全く同じドウダンツツジ。モミジに負けず劣らず見事な紅葉と言っても過言ではないかと・・・たぶん。
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