カテゴリ: 自然 地域: 大山 記録者: きしやん (登録日: 2017/03/13 更新日: 2019/07/04)
この季節になるといつも思うのが早春にはなぜ黄色の花が多いのか?・・と。試しに「早春 花 黄色」とGoogleすると、その代表格が福寿草でしょうか。次にマンサク、菜の花、サンシュユ、蝋梅、レンギョなどなど。たしかに元日草・雪割草とも言われる福寿草は早春のイメージにピッタリ!そもそも「福」と「寿」の2文字が入ってるんですから、これはどうしたってめでたいはずですよね。ネットで調べると早春になぜ黄色の花が多いのは「黄色」が花粉を運ぶ昆虫に一番目につきやすい色だからなのだそうです。早春のまだ寒い時期に活動してるのはせいぜいアブかハチくらいのもの。こういうとこはやっぱりグイグイとくる黄色が目立ちますよね。ちなみにこの花は昆虫を集めるために花が持つ「蜜」がありません。でも多くの昆虫を集める魅力があるからこそ世代を継続しています。開花したばかりの福寿草は花の中央がくぼんで凹面鏡のようになっていて、まるで金属のように光沢のある花びらで光を集め、中心部の温度を上げて、そこに来たアブたちの体を温めているのだとか。人間でいえば温泉につかってるような気持ちよさかも知れませんね。生物学のサイトでは福寿草はちょっとした環境の変化にも敏感で、日中でも日が陰ると数分で花を閉じ、再び日が当たるとまた開くそうです。それじゃまるでオジギソウ並みの反射神経じゃないですか!?・・・で、試しに帽子(とうぜん黒色)を被せて10分経過。結果、全く変化無し。更に10分待っても同じ。なんじゃこれ? そう書いてるサイトはいっぱいあるじゃん!!まあ〜今日はそういう日だったんだとしときますか。。。
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