カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2017/02/02 更新日: 2019/07/04)
先々週の記録的な大雪にはいかないまでもコツコツとよく降ってくれます。殆どの南側の屋根はすっかり溶けましたが、北側はまだ頑張っていますね。そろそろ節分が近づいてきましたね。暦としては季節の移り変わる時で、立春・立夏・立秋・立冬の前日の呼び名ですが、概ね「節分」と言えば立春前日の「豆まき」でしょうか。まあ〜他にも柊鰯(ヒイラギいわし)と恵方巻きが鉄板になるでしょうが、近年では恵方巻きが主流になってるようですね。昔は玄関に鰯の頭が刺さった葉や枝を見かけることがあり、これが前述の柊鰯(ヒイラギいわし)と呼ばれる日本の風習でした。ネットで調べるとこの柊鰯が最初に文献で登場するのは平安時代の土佐日記で、江戸時代には民衆にも広く広まったそうですよ。古来より節分には鬼(邪気)が寄りつきやすいとされ、旧暦では立春は大晦日を意味しており、翌日の立春は新年ということになります。そのため鬼の嫌いな匂いであるイワシを焼いて、柊の葉の鋭いトゲを鬼の目に突き刺して退治するという意味があるそうです。まあ〜ちょっと好戦的過ぎな感じもしますが・・・ちなみに最もポピュラーな惠方巻きですが、元々は「節分の巻き寿司」とか「幸運巻き寿司」でその後、「丸かぶり寿司」というのが定説なようです。ただその真相は1月末から2月初旬は多くの分野で売り上げが落ちるので、関西の業者が始めたものだそうですよ。まあ〜バレンタインデーと同じ思惑ですね。その後、セブンイレブンが「恵方巻き」という名で全国展開するようになったとか。それにしても単なる巻き寿司をあたかも御利益があるような風潮を作り、それで儲けようというのは、一種の霊感商法とも見えなくはありません。そもそも御利益というのは、それだけの信仰心と行いをした結果に受ける神様の導きのはず。一切御利益などはありません。・・が、無粋なことを言わずにここはひとつ(旧暦の)新年を寿ぐ意味で素直にこのセレモニーにのってみることにしようか。。。そうそう今年の恵方は北北西ですよ。
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