カテゴリ: 自然 地域: 篠山市街地 記録者: きしやん (登録日: 2016/10/03 更新日: 2019/07/04)
数日前から自転車で通るたびにふっ、と鼻先をかすめるキンモクセイの香り。そういえば今年はちょっと遅いなあ〜とね。そこそこの大きさなのに見た目は地味だし、普段はそこに植えられてる樹がなんであるかも忘れてるんですが、花が咲き始めるとその芳香で思いっきりアピールしてきます。このアロマを楽しめるのは年に1回、この時期の1週間+αのみ。おまけにちょっと風雨にさらされると、その小さな花びらは散ってしまう。そういえばキンモクセイって漢字で書くと「金木犀」ですが、読めてもなかなか書くことが出来ないですよね。ちなみにキンモクセイはどれほど花をつけても実はなりません。キンモクセイは中国が原産で日本には江戸時代に伝わったそうですが、どういうわけか「雄株」だけだったとか。そもそもキンモクセイは銀杏と同じく「雌雄異株」なんですが、その後は挿し木で増やされていったため、今でも日本には「雄株」しか存在してないそうです。ネットで調べるとキンモクセイをトレードマークにしている自治体は多く、兵庫県明石市や滋賀県草津市、大分県別府市で静岡県にいたっては県の樹となっているそうです。余計なお世話かも知れませんが静岡県なら「ミカン」の樹のほうが絶対に納得度が高いと思うんですがねえ。。。
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