カテゴリ: 自然 地域: 篠山 記録者: きしやん (登録日: 2016/08/29 更新日: 2019/07/04)
いつもならデカンショ祭を過ぎると朝晩だけでも少しは涼しくなるんですが、今年はどうも勝手が違うようです。でも連日の猛暑のおかげで稲がその姿を黄金色に変えてきました。すでに早いところでは稲刈りが始まりましたが、来週の新学期を迎える頃には、農家のお宅は一気に忙しくなることでしょう。ご覧のように多くの稲は黄金色をしてますが、まだ稲穂の軸部分が緑色です。苗を植えた時期、品種などにより同じ黄金色でも田んぼによってグラデーションを作ります。この一粒一粒がお米になるんだなあ〜とあらためて感動。世界の三大主食といえば、小麦、米、トウモロコシですが、粒の連なりは同じでも小麦やトウモロコシと違って、稲は「垂れる」ということでしょうか。少しの風でもカサカサと音を奏で、ほのかな香ばしい穀物特有の香りが漂う。そういえばゴールデンウイークに田んぼの水面にヒゲほどの苗だったのが、分けつを繰り返して(通りかかった農夫さんによると)30倍ほどの大きさにまで育ったことになる。ネットで調べると稲の花言葉は「神聖」。古事記で倭建命(やまとたけるのみこと)がふるさと大和を偲んで歌った歌の、「まほろば」の”ほ”は稲穂の穂だそうです。するとこのワンシーンは縄文人とほぼ同じ風景ということになるんですね。まあ〜小難しい話はおいといて、コシヒカリの新米早く食べた〜い!!
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