カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/08/19 更新日: 2019/07/04)
枝の先端に7月中旬から10月中旬くらいの約3カ月にわたって開花します。百日紅(ヒャクジツコウ)と書くのは、ここから来ているそうですが、実際には同じ花が咲き続けているわけではなく、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるのだそうです。ちなみに百日紅は、昔は縁起の悪い花として個人宅ではなく、神社やお寺に植えられることが多かったそうです。でもどう見たってこの花は夏を代表する花の中でもひときわ見応えのある花。・・で、ネットで調べるとやっぱり語感の問題でしたね。つまり百日紅は「猿滑」とも言うように木登りが得意な猿が滑って転ぶことを意味します。特に商家では商売がすべる(=うまくいいかない)ということで縁起を担いだとか。なら学習塾なんてもっての外かと・・・???サルスベリの花の構造は面白く、フリルの付いた団扇のような花びらが6(7)枚、内側に葯の黄色い雄しべが多数、外側に花糸の長い雄しべが6(7)本あって内側に曲がっています。そして柱頭が曲がった雌しべが1本あります。サルスベリの樹として見た時は、大きな花の房のような感じなのですが、一つの花はすごいですね。先週の初めは、まさに酷暑・猛暑でしたが、さすがにデカンショ祭りが終わると、もう夏の空気とは違ってきたように感じられます。どうやら夏が強制終了してしまいましたね。。。
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