カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/05/14 更新日: 2019/07/04)
夏が来ると遠目にもその存在がハッキリと分かる黄菖蒲(キショウブ)。花菖蒲の黄色バージョンですが紫色のと比べても明るく元気な印象があります。セリやハルジオンなどの野草たちを圧倒して文字通り我が世の春を謳歌してます。ただ日本独自の種と違って外来種なので、なんとなくバタ臭い感じもしますが・・・古来よりショウブの強い香りは邪気を払うといわれ、奈良時代には宮中での端午の節句のときに飾られたという記録があるそうです。武家の時代になってからも菖蒲(しょうぶ)、つまり尚武「武を尚(とうと)ぶ」に通じるとされ、男子の健やかな成長と家の発展を願う象徴となったとか。・・はてここまで書いてきて、ふと菖蒲湯というのはこれなのかと思って調べてみると、その「菖蒲湯」に使う葉は、花が咲くショウブとは違うものだそうです。これはアヤメ科。 菖蒲湯用はサトイモ科の「菖蒲」なのだそうです。学校で聞いてきて何度か菖蒲湯に入ったことがありますが、強い香りが苦手で、冬至に入る柚子湯のほうがまだ好きでしたね〜。
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