カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/10/06 更新日: 2019/07/04)
彼岸花も秋を代表する花ですが、老若男女を問わずとなるとやはりコスモスに軍配があがるでしょうね。漢字では”秋桜”ですが、色は白や赤、紫、黄色と多彩です。正式な和名は大波斯菊(オオハルシャギク)だそうで、最初にヒットしたときは「何のこっちゃ???」と思いましたね。ネットで調べるとメキシコ原産で18世紀にスペインに渡りコスモスと名付けられて、日本には明治時代に伝わった外来植物とか。まあ・・ブタクサやセイタカアワダチソウよりは見た目は良いですが、河川敷などの屋外に咲いているのは環境庁からすれば「好ましくない」と。でもコスモスをシンボルとする市町村は多く、兵庫県では相生市・豊岡市・加東市・稲美町がそうですから、これほど受け入れられている外来植物はないでしょうね。それに堂々たる秋の季語ですもんね。余談ですが、そもそも秋桜は「アキザクラ」と読むのが当たり前です。当て字にしてもこれは無理すぎるのではと思って調べるとありました。それは1977年に大ヒットした山口百恵さん[作詞作曲:さだまさし]の『秋桜』を当時の敏腕プロデューサーが「コスモス」と読ませたのが始まりという説が支配的でしたね。試しに手元の新明解国語辞典で調べると確かに当て字であるとの記載も。歌(うた)は世(よ)につれ世は歌につれという格言がありますが、年月を経ても色褪せない名曲は凄いなあ〜と思い知らされました。
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