カテゴリ: 自然 地域: 城北 記録者: きしやん (登録日: 2015/07/03 更新日: 2019/07/04)
梅雨の時期になるとマスコミだけでなく会話の中でも、「うっとうしい」とか「ジメジメする」などとあまり評判は良くありません。ネットで調べると、梅雨とは極東アジア特有のもので中国の揚子江流域と朝鮮半島南部、それと北海道を除く日本で特定の時期にみられる気象現象ということになります。一方、赤道に近い熱帯地域では、降水量を基準として「雨季」「乾季」という季節の変化を表すのが一般的だとか。今年はどうも九州奄美方面に集中豪雨が多発しており、これから近畿地方はどうなるんだろうかと、ちょっと心配な気分になりますが、やはり稲作にとっては恵みの雨ということに間違いないんでしょうね。ところが近くを通りかかった農家さんと話をしてみると、日本は基本的に治水がしっかりしてるから梅雨に雨が少なくても山やダムから豊富な水が流れてくるので、稲の出来栄えにはそう影響はないのだとか。困るのは日照不足による低温障害。これがいちばん厄介者だと。つまり日照がなければ、米の花がつかないので米ができるはずもない。「雨は降ってほしいけど、一日にある程度でも太陽が照ってほしい」と。ちなみに気象学では縄文後期から弥生・古墳時代にかけて100年周期で、気温が4度くらいも変動してたそうです。今、私たちが100年で気温が1度上がって「温暖化だ!!」と騒いでいても、地球そのものが2万〜10万年ほどの周期で、寒冷期と温暖期の繰り返しをしてるそうですから、もしかすると今の環境変化も地球の一瞬の”ゆらぎ”なのかも知れませんね。
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