カテゴリ: 自然 地域: 篠山 記録者: きしやん (登録日: 2014/12/24 更新日: 2019/07/04)
こんな茜空が目の前に広がるなら冷たい風もそう悪くはありません。冬茜とは茜色にそまった冬の夕焼け空をいいます。ひとくちに夕焼けと言ってしまうと夏の季語になってしまうので、今の季節だと冬茜(ふゆあかね)または寒夕焼(かんゆやけ)・冬夕焼(ふゆゆやけ)と季節の言葉を入れるそうです。昨日は二十四節気の冬至でしたがカボチャを食べることもなく入浴剤だけの験担ぎで済ませました。ただ昔の人は「冬至10日前が1年で一番日が短い」ということを経験的に知っていたようですが、それならなんで「冬至が1年で最も日が短い」という表現をしてしまうのかと思ってネットで調べてみました。すると昔の人は「一日のうちで、太陽が出ているあいだが一番短い日を冬至」と決めたからで、太陽が出ているあいだが一番短い日になるには、べつに日の入り時間が一番早くなる必要は無くて、日の出がそれを補って遅かったらいいということになります。つまりあくまで日照時間を基準にしてたということになりますが、この10日の差は(その年にもよりますが)たったの8分くらいのものです。当時の和算の天才達の偉業にはただただ感心させられます。。。
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