カテゴリ: 営み 地域: 篠山 記録者: きしやん (登録日: 2014/12/11 更新日: 2019/07/04)
冬は植物の変化も少なく、自然観察をする者にとっては一見つまらない季節です。でも一般的な花の観察とは違って様々な植物の休眠の様子をまとめて観察できる、季節なりの楽しさがあるとも言えますね。このワラはこも巻き(こもまき、菰巻き)と呼ばれています。江戸時代から大名庭園で行われてきたとされる害虫駆除法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法のひとつ。わらでできた暖かいこもの中に、マツカレハなどの害虫を集め、早春(旧暦:啓蟄)に焼いて退治します。近づいてみるともうすでに春の準備を始めてましたよ。冬芽(とうが)には中に葉っぱが入っている葉芽(ようが)と花が入っている花芽(かが)があります。 ちなみにこれはクロマツの葉芽です。・・・っと、ここまで書いてふと気づいたんですが今年のこも巻きって昨年までよりかなりロングバージョンじゃないですか???
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