カテゴリ: 自然 地域: 丹南 記録者: きしやん (登録日: 2014/09/22 更新日: 2019/07/04)
この季節になるとタイマーが内蔵してるかのように彼岸花が咲き始めます。彼岸花の別名は沢山ありマンジュシャゲ(曼珠沙華)の他にもシビトバナ(死人花)、ユウレイバナ(幽霊花)、持って帰るとその家が火事になるという意味のカジバナ(火事花)などでどれも不穏な響きですね。ネットで調べるとまだ土葬が一般的だったころに墓の周囲に彼岸花を植えると、根の毒でネズミやモグラがこれを避けていたということから「墓に咲く花」のイメージが定着したというのが一般的な解釈のようです。仏法ではこの彼岸花は霊界に行けない霊たちが集まる冥界に咲く花だという位置づけがされてるとか。お彼岸の前に供養されない霊たちをお釈迦さんが憂いて、年に一度だけ彼岸花としてこの世に出現させているのだとか。そして薄暗い冥界でも見えるようにあのような濃い赤色をしてるのだとか。今年はどうやら秋が猛ダッシュで来たようですが、それでもいつもと同じ時期に開花してくれましたね。まるで『たいていのことはなんとかなる。どんと構えて生きなはれ!』と語っているようにも思えてきました。
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