カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2013/02/14 更新日: 2019/07/04)
ちょっと発音しにくい名前(漢字でも一苦労)ですが別名が「春黄金花」(はるこがねばな)と呼ばれます。早春、白梅・紅梅が咲く頃、梅にはない黄金色の色合いを持った花をつけるのが山茱萸で、秋には真紅の実をつけることから秋珊瑚(あきさんご)の別名もあります。元禄年間に川崎平右衛門という人が度重なる多摩川の氾濫に苦しむ民を救うため、私財を投じて治水や新田の開発に尽力し近郷の農民を救ったとされます。後にこの功績が認められ幕府より大岡越前守からサンシュユの苗木が下賜されたそうです。(なんとケチくさい!)・・・て思うのは僕だけかな。