地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2017/03/27 更新日: 2019/07/04)
早春の日当たりの良い土手や畦などに、ニョキッと筆先のような頭を出します。名前の由来は突き出しているのでツクシ、船の航路を示す杭の澪標(みおつくし)のツクシなどの説があるそうです。「つくし誰の子 すぎなの子 土手の土そっとあげ つくしの坊やが のぞいたら 外はそよ風春の風」ツクシとスギナはどちらも同じ根茎から出る多年草です。ネットで調べるとツクシは胞子を作り繁殖する茎(胞子茎)で、スギナは葉の役目で栄養を蓄える栄養茎だとか。つまり先にツクシが芽を出して胞子を飛ばすという役目を終えると、次はスギナの緑に取って代わることになります。緑褐色の穂は胞子未放出、白っぽくなった穂が放出後です。子どもの頃、ツクシを摘んで帰り、茎の周りの袴(はかま)を取って母親に卵とじやおひたし、天ぷらなどに料理して貰ったことがあります。まあ〜シャキシャキした食感が楽しめたくらいですがね。花言葉は意外、驚き、向上心、努力。ツクシを撮ってる最中に小学校1・2年生とおぼしき子ども達が「何やってんの?」と一部始終を見守ってくれたのが一服の清涼剤。そういえば、そのツクシ料理はたった一度だけ。たぶん、自分がツクシ料理を「変わったもの」を食べたというだけで、美味しいとか不味いとかいうのを超越?したような変な顔してたんだろうなあ。。。
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