地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2016/01/29 更新日: 2019/07/04)
「卯の花の匂う垣根に ほととぎす 早も来鳴きて 忍音もらす 夏は来ぬ」戦前から小学校でお馴染みのこの歌は江戸時代の歌人・加納諸平(かのう もろひら)の歌を下敷きとして作られたそうです。ウツギは木の幹が中空であることから、その名があり「ウツギノハナ」の「ツギ」が略されて「ウノハナ」になったとか。 だから漢字で書くと空木(ウツギ)となります。それにしてもウツギは花の頃(卯の花)はいろいろと話題になりますが、咲き終わって実になると悲しいくらい口端にも上らないですね。ネットで調べると卯の花はその昔、万葉集にも多く歌われていたとか。空木は丈夫な木で、枝を地面に挿しただけでも根付くそうで、ひょっとしたら日本最古の生け花は空木の生け垣だったかも知れませんね。思いっきり庶民的なことで恐縮ですが、ここ数年どうもテニス仲間から「貫禄がついた→太った(の意味)」と言われることがあって、密かにダイエット食としての卯の花を愛用しようとしましたが、三日坊主にもなりませんでした。。。
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