地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/12/14 更新日: 2019/07/04)
冬の夕焼けは空気が澄んでるせいか、とても綺麗だと思います。たぶん他の季節と比べても日照時間は短いけれど、空気中の塵や水分がウンと少ないせいか、鮮烈な色彩になることが多いみたいですね。夕焼けが赤やオレンジ色に見えるのは、夕方は太陽が空気中を通過する距離が長くなるので、波長の短い色は散乱してしまって波長の長い赤系だけが私たちの目に届くからだそうですよ。その原理を応用したのが信号機の「止まれ」である赤色。信号は3種類の色で大事な情報を伝えてくれるのですが、中でも事故に直結する危険度でいうと「止まれ」が一番目立つ色でなくてはならない。つまり最も遠くまで届きやすい赤色が最重要色として採用されたとか。・・で一件落着としようと思いましたが、外国の映画では(実際のニュースでも)いろんなタイプのパトカーがありますよね。米国では赤と青が殆どですが、白色やストロボが点滅したようなど派手なパトカーがありますし、ヨーロッパでは青系がメイン色です。これには諸説あるようで、日本人の虹彩はブラウン系が圧倒的に多いので赤色が吸収されやすいみたいですが、虹彩にブルー系の多いヨーロッパでは赤よりも青色のほうが視認しやすいからだそうです。また、米国は州によって自治権があるので、地方毎によってパトカーや制服の作りも異なってくるそうですよ。そうなってくると、この夕陽の鮮やかさは(たぶん)日本人の方が欧米人よりは堪能してることになるけど、紺碧の海や空は彼らの感動の方が(たぶん)私たちよりも心酔度が大きいということになる。でも、篠山に住んでる自分としてはどうしたって紺碧の海よりはこんな夕陽を見る機会のほうが多いんだから、「ま、いいか」としようか。。。
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