地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/06/25 更新日: 2019/07/04)
梅雨から夏に向かう頃になると、とてもゴージャスな花を咲かせます。ご覧のように花はあたかも絹のようなことから英語ではsilk flowerといわれるそうです。ちなみにこの赤いお化粧の刷毛みたいなのは雄しべで、その周辺の緑色で球状の集合体はツボミですからこれからが本番ですね。植物が大きくなったり、花を咲かせたりすると「生きてるんだなあ〜」と感じますが、実際に植物が動くのを見る機会は少ないですね。オジギソウは触るとシューーっと閉じますが、ネムノキは夜になるとゆっくりと自分で葉を閉じます。それがまるで眠るようなので「眠りの木」といわれ、そして次第に「ねむの木」に変化していったそうです。そのピッタリと葉を合わせた様子が男女の添い寝を連想させることから、中国では夫婦和合の木と呼んでいるとか。植物学上は「就眠運動」と呼ばれ、他にはインゲンマメやシロツメグサもこれに当てはまるらしく、葉や花が光の強さや温度変化に伴って行う運動を指すとか。まあ〜ヒマワリなんか太陽の方角を向くことは、みんな知ってるし、中国語では向日葵を日本語じゃ「ひまわり」と発音してるくらいですから、特に珍しいことではないですがね。ジッと見てるとなんだかくせ毛をストレートパーマにしたような花ですが、俗習では夫の機嫌が悪いときに酒にねむの木の花を入れると機嫌が良くなるとかで緊急避難薬?として使えるかも。。。
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