地域: 篠山 記録者: きしやん (登録日: 2014/12/01 更新日: 2019/07/04)
木枯らしが吹く頃になると深紅の花を咲かせてくれます。ツバキとよく似ていますが、開花期が異なりツバキは冬の終わりから春にかけて。サザンカは秋も深まる頃から冬にかけてです。花びらが一枚ずつヒラヒラと舞い落ちるのがサザンカで 花ごとまるまるボトリと落ちるのがツバキ。よく武士は「椿の花がポトリと落ちるさまが打ち首?に似ているから」という理由で忌み嫌って屋敷に植えることはなかったと言われますが、どうやらあれは明治になってからつくられた都市伝説のようです。ちなみに武士の総帥でもある将軍:徳川秀忠の椿好きは有名で、江戸城の御花畠には多くの椿が植えられていたそうです。ネットで調べると日本原産のため英名での呼び名もサザンカ(Sasanqua:山茶花)だそうですが、欧米では一般的にツバキとの区別はなくて、両方とも“カメリア(camellia)”と呼ばれてるそうです。まあ〜些細な違いに拘ることはないのかも知れませんね。
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