カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2016/12/26 更新日: 2019/07/04)
秋の夕焼けが釣瓶落としなら、冬の夕焼けはもっと早くて夕陽が山の綾線にかかると完全にその姿を隠すまでものの数分でしょうか。冬が近づくと空気が乾燥するようになり、夕陽や夜景が綺麗に見えるようになります。空気中に水分が多いと、その水分が原因で光が乱反射してしまいボンヤリとしてしまうからだそうです。そんなことから湿度が高い夏はどうしてもスッキリ感に乏しくなることが多いですね。もちろん冬でなくても夕焼けはありますが、冬茜と形容されるだけあって、赤ではなく茜。写真の世界ではお馴染みの言葉にマジックアワーがあります。日没後の数分〜30分程の間に体験出来る薄明(薄暮)の時間帯で、光源となる太陽が無いためほとんど陰がなくなるので、色相がソフトで周りが黄金色に染まる状態のことをさします。オレンジ色や金色の光がほぼ全方向から照らされた幻想的な風景。昼とも夜ともいえない不思議な光があたり一面を埋め尽くす世界。ところが僅か1〜2分でもう露出が変わることが多く、狙い通りの効果にはなかなか巡り会えないですね。「そう易々とは露出を決めさせてやらないもんね・・ウッシッシ」と写真の神様が上空からほくそ笑んでるような。。。今年一年お付き合いいただき有り難うございました。それでは良いお年を!! (^o^)/
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