カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2016/10/21 更新日: 2019/07/04)
まさにクリスマスの飾りになりそうなくらい真紅の実を付けます。ひとつの枝先にラグビーボール型の実を数個突出させますが、これがまたなかなか目立ちます!ところがこんなに紅く目立っているというのに、鳥の姿はありません。食べられるんじゃないの???お正月の生け花に使われるマンリョウも同じ赤い実ですが、こちらは鳥たちの大好物なのに雪が降って、相当に?彼らの食糧事情が悪くならない限り見向きもされないようです。毒性があれば絶対に食べませんから、たぶん不味いんでしょうね。ネットで調べるとアメリカでは「legend of dogwood trees(ハナミズキの伝説)」というお話しがありました。遙か昔はハナミズキは処刑のときの十字架にされていたそうです。そしてイエスを処刑するときにもハナミズキの木は使われました。そのことを知ったハナミズキはとても悲しんだので、イエスはもうこれ以上磔刑材に使われることのないように”大きくならないように”祈ったそうです。それ以来、ハナミズキはあまり大きくならず曲がって十字架には使われなくなったとか。また春には花びらを十字架の形に変えイエスの冥福を祈ったそうです。かの有名なバレンタインデーでは日本はチョコレート狂騒曲?ですが、アメリカではこのハナミズキが主役だそうですよ。一方、もう次の花の準備も始まっていましたね。この総苞に包まれた蕾はもう来春を予告してるんですよ。これを撮ったのはお昼前だっかせいか、じっと見てるとなんだか中華まんみたいに見えて仕方ありませんでした。我ながらロマンチックでないなあ。。。
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