カテゴリ: 自然 地域: 篠山城跡周辺 記録者: きしやん (登録日: 2015/12/01 更新日: 2019/07/04)
初冬になると実の赤さが目立つといえば、南天とヒイラギでしょうか。漢字で書くと「柊」で、漢字圏の人達にはこれだけで余計な説明は不要かと。・・と思いつつネットで調べると、ヒイラギの原種が存在するのは何故か日本と台湾だけだそうで、中国には柊に該当する木はないそうです。節分で恵方巻きや豆まきとセットで、柊の枝に焼いた鰯の頭を門口に置く「柊鰯」は有名ですが、平安時代には既に正月のしめ縄にボラの頭をさして飾ったそうです。なんでも鬼は鰯の臭いが大嫌いだそうで家に寄せ付けないようにするため、さらに近寄ってきてもヒイラギの葉の棘が鬼の目を刺して退散させると。そんなドジな鬼ならどうってことはないでしょ???・・と思うけどなあ。鋭いトゲを持つヒイラギの葉は邪気を払う木とされ、手軽な験担ぎ?として我が家も鬼門(北東)にヒイラギの鉢植えがあります。鬼は来ませんが、怪しい押し売りはときどき入ってきますがね(笑)でもまあ〜ここは”鰯の頭も信心から”ということであれこれ言わないで素直に信じておくとしようか。。。
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