カテゴリ: 自然 地域: 篠山市街地 記録者: きしやん (登録日: 2015/05/22 更新日: 2019/07/04)
「卯の花の匂う 垣根に 時鳥 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ」この唱歌に出てくる卯の花はウツギのことで、旧暦の卯月の花です。かくいう自分もネットで調べるまでは知らなかったのですが、古くは万葉集にもしばしば登場するというからかなりの古参組ですね。古くからウツギは土地に入り込もうとする邪悪なものを追い払う効果があるとされ、節分の柊(ヒイラギ)の夏バージョンでしょうか。もうしばらくすると衣替えの日ですね。最近は電力の関係もあって、省エネからクールビズ、もっと突っ込んでスーパークールビズとちょっぴり食傷気味な感じも・・・今日(5月21日)は二十四節気の「小満(しょうまん)」秋に蒔いた麦などの穂がつく頃で、農夫がほっと一安心する意味とか。海外との交易が皆無で自給自足しか選択肢のなかった時代の農作物の作況は、人の生死に直結する重大事だったんですね。
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