カテゴリ: 自然 地域: 篠山 記録者: きしやん (登録日: 2015/03/23 更新日: 2019/07/04)
早春の花にはタンポポ、菜の花、マンサク、ロウバイなど黄色のものが多いですね。この山茱萸(サンシュユ)もそのひとつで同じ黄色でもレモンイエローと呼びたくなるほど、ど派手な色彩を誇っています。別名が「ハルコガネバナ(春黄金花)」ですから大いに納得・・・ご覧のように(ちょっと分かりにくいかも?)ひとつの花は20〜30個の集合体で、花びらは4枚、雄しべは4本、雌しべは1本です。多くの植物は葉が出てから花が咲きますが、こちらは花のほうが先に出ます。ぱっと見じゃ和風の趣きですが、原産地は朝鮮半島から中国でおよそ300年前の江戸時代享保年間に朝鮮から漢方薬の種子として渡来したものだとか。秋には別名「アキサンゴ(秋珊瑚)」とも呼ばれるほど鮮やかな実をつけるそうですが、今年こそは忘れずにまた訪れたいと思います・・・たぶん。
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