冬至近くなると日照時間が短くなるのが屋内でも実感できます。 同じ夕日でも夏のような情熱的な赤ではありませんが、冬場の夕日というのも透明感があってまさしく「茜色」という表現がピッタリですね。 お城の上にいたのは20分足らずでしたが山の稜線に太陽が近づくと一気に空一面を茜色に染め上げてくれます。
ちょっと散歩しながら光の具合を待ってると北東側(本丸)の片隅に桐の木(画像は実)を見つけました。桐は日本国内でとれる木材としては最も軽く、かつ湿気を通さず割れや狂いが少ないという特徴があり古来より重用されてきたそうです。 かって日本では女の子が誕生すると庭に桐を植えて、その子が成人してその子がお嫁入りするときにその桐で箪笥や長持ちにしたそうです。
そういう話題をすればロマンチックな気分になれそうですが、桐の実を見てると僕的にはなぜか”エヘン虫”にしか見えません・・・(笑)
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